ED

排出量データ


航空会社の二酸化炭素排出量と燃料消費量のデータは、エコシステム全体で様々
な形で活用されています。例えば、フライトの予約に際して、乗客が十分な情報
を得た上で旅行を選択できるようにする、カーボンオフセットの選択肢を知らせ
る、ESG報告、持続可能な燃料戦略の開発、燃料効率と運航実績の改善などが挙
げられます。

OAG Labs(OAGにおけるデータサイエンス専門チーム)は、航空スケジュールと
過去のフライトの燃料消費量と炭素排出量をトン当たり、フライト毎、フライト
ステージ毎、座席毎に分析・算出するモデルを作成しました。


概要

対象範囲

世界全国
エアライン750社以上

データソース

OAG
EASA

データの種類

燃料消費量(トン、フライト、フライト
ステージ、座席ごと)
炭素排出量(トン、フライト、フライト
ステージ、座席ごと)

データの期間

2019年のフライト実績
1年先までの定期便 (サンプルデータのみ)

データ項目

フライト(便)
路線
航空機材

データ配信方法

Flight Info Direct

排出量データご活用のメリット

予約の際の判断基準

利用者が、フライトの詳細な情報を得た上で予約を取り、
より環境に優しい旅行を選択してもらうことに役立ちま
す。

カーボン・オフセット

他社との差別化を図りたい旅行会社や、社員の出張に利用
するフライトの排出量を削減したい企業など、持続可能な
旅行戦略の立案や情報提供をサポートします。

ESGレポート

気候関連の財務情報の開示が急増する中、投資家はフライ
トデータの専門家が構築した排出量モデルを用いて、気候
変動リスクが航空会社の評価に与える影響を容易に分析す
ることができます。

燃料消費量と運用の効率化

航空会社にとって、代替データや新しいデータセットを使
用することで、自社の機材(地上および飛行中)の動きを
最適化するために重要な改善点を特定することができま
す。

POWERED BY

OAG-Metis-logo

クラウドベースのプラットフォームに、「メティス」
という呼名をつけました。

OAG独自のデータをブレンドしたこのプラットフォ
ームは、複数のソースに一括でアクセスできるように
なっており、これまでより格段に便利に、そして早
く、データへのアクセスが可能となりました。



 

API

API製品は、スケジュールと運航状況がひとつのプラットフォームから
取得できるようになりました。座席数等の特典データも揃っており、同じデータベースに集約してあるため、一括アクセスができます。

ALERTS


アラート製品では、運航状況やスケジュールの変更をほぼリアルタイムで更新し、お客様にお知らせいたします。

DIRECT


ダイレクト製品では、お客様にOAGのデータベースに直接アクセスして
いただくことにより、リアルタイムのデータをご提供いたします。

関連データ

航空会社のスケジュール

航空会社のスケジュール

世界の航空会社スケジュールのデータベースです。商用便のスケジュール、航空機の構成、フライトの接続性、最短乗継時間、スケジュールの変更情報などが含まれます。

運航状況データ

運航状況データ

世界中のフライト、欠航情報、運航状況の変更を追跡し、毎日更新したフィードをお届けしています。

運航実績データ

世界の航空会社、空港、路線のパフォーマンスの実績を、過去のフライト情報を分析することにより、自内および競合の評価や、将来の戦略を立てる際に役立つデータです。