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米国 – キューバ: 収容力の増加がピークを迎える

2017/05/22 1:00:00 | By OAG
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オバマ前大統領が最後に取り組んだ重要な政策の一つが、キューバとの国交正常化であり、もちろん米国とキューバを結ぶ定期便の再開でした。新たな市場機会が多く作られ、新しく過剰な定期便運航が発表されました。すでに7カ月後の収容力は、航空会社が定期便の数を減らすと同時に衰退しています。近ごろの収容力の減少は、最初の期待に答えられなかったことが市場に反映しているのでしょうか?それとも過剰な収容力の追加があまりにも早すぎたのでしょうか?

長年にわたり閉鎖していた市場において、見込みの高い定期便の需要を把握することは非常に難しく、ある程度の「科学的推測」をすることが当然です。首都のコネクティビティは当然の事として、民族特有の動きはよく知られています。そして潜在的ないくつかのレジャー市場を、同様のソースマーケットから確立します。主要なフルサービス航空会社や格安航空会社は、彼らのネットワーク構築のために付加サービスが必要となり、小規模なニッチ航空会社は、具体的な機会を見ています。また旅行業者などは、利益を生み出すことができるかを見る為に、水の中につま先を入れるように極めて慎重です。そして米国とキューバの間で起こったことはおそらくそれです。

下記の表が示すように航空会社は、新しい定期便運航の開始を後押しするため限定したホリデーシーズンまで待っていたため、収容力は2016年12月だけ確かに著しく増加しました。12月以前は、すでにPublicServiceCharters.comのオペレーションが確立しており、アメリカン航空によるキューバ東部のオルギン(Holguin)までの運航が、全体の市場を表しています。アメリカン航空の場合は、8月の座席数ゼロから9月には片道26,000席を追加しました。

2016年12月は、新しく航空会社の定期便の運航が始まった月でした。サウスウェスト航空、デルタ航空、スピリット航空、フロンティア航空の全てが運航を開始しました。一方でジェットブルー航空の収容力は、11月に比べて3倍になりました。急に1カ月の間で、利用できる片道の座席収容力が60,390席から160,648席まで増加した市場は、オープンしたばかりでした。

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2016年12月までに、航空会社10社が22都市ペアの定期便を提供しており、たったの3カ月前の8月は、航空会社5社で5都市ペアの運航でした。このような収容力の増加や、需要拡大に対応する必要性は、めったに他では見られませんでした。一方でこれは直行便の繰延需要が反映したのかもしれませんが、市場でのこうした収容力増加が、持続するとはとても考えられません。

当然ながら収容力の減少は、市場がオープンしてから起こりました。そして収容力は、1カ月におよそ片道135,000席で落ち着いたようです。これは1月のピーク時よりも20%減少です。しかしながら、アメリカン航空が初めて定期便の運航を開始した20169月のレベルから収容力は、未だに4倍近い増加を反映しています。

IATAの冬期の運航計画は、まだ航空会社により確定中ですが、現在の収容力レベルは、市場が開始してから2年目に突入するにあたり減少するでしょう。フルサービス航空会社は、彼らのネットワークのポートフォリオの一部としてキューバを必要としますが、市場に備える格安航空会社は、全てに明らかです。過剰な定期便の運航の時期は過ぎたかもしれません。そしてキューバは少し衰退しましたが、現在は主要な全米国航空会社のネットワークの一部として不可欠です。

Topics: Industry News

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