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優秀な結果がここに - パンクチュアリティ・リーグ2018

Written by OAG | 2018/01/30 0:00:00

新年を迎えるこの時期は毎年「変化」と「不変」を映し出す時期でもあります。2017年から2018年、数字が1つ増えただけの様に感じられますが、世界中が目まぐるしく変化し続け、ビジネスパフォーマンスにおいて上位を維持する必要性が今まで以上に強くなっている事を実感しています。

2018年、世界の航空会社および空港を対象とした定時運航率(OTP)の「OAGパンクチュアリティ・リーグ2018を新たに発表しました。

この新年、OAGは定時運航率(OTP)年間レビューの作成にベストを尽くしました。全ての航空会社において定時到着率が唯一90%以上だったのは、ヨーロッパのキャリアであるエア・バルティックで、今回も再びトップの座を維持しました。トップ3にはエア・バルティックの他、アジアのキャリアである香港航空とアメリカのキャリアのハワイアン航空がランクインしました。

パンクチュアリティ・リーグ2018のOTPデータには、世界最大規模のメガ航空会社部門が新たに加わり、航空会社最大手とその定時運航率が比較可能になりました。上位にランクインしたのは、定時運航の日本の巨匠とも言える日本航空と全日本空輸が第1位、第2位(OTPはそれぞれ85.3%、83.8%)。世界第2位の規模を持つ定期航空会社デルタ航空は、OTP82.8%という優秀な成績で第3位。インドで急成長中のLCC、インディゴが81.2%のOTP4位に登場するという素晴らしい結果となりました。

更に、2018年版には、世界のルート需要ランキングが加わりました。ドメスティック・ルートの利用数トップ20とインターナショナル・ルートの利用数トップ20、それに、これらのルートを主に運航する航空会社を掲載。2017年のインターナショナル・ルートにおける往復フライト最多ルートは、香港 - 台北間で、定時運航率平均は70.9%。ただ、OTPは航空会社によって差が大きく、例えば最高の航空会社では10フライト中およそ9フライトの割合で定時到着した一方、最も低い航空会社では辛うじて50%という結果に。ドメスティック・ルート部門では、利用数最多ルートは、済州・ソウル間で、平均定時到着率は74.1%でした。

また、パンクチュアリティ・リーグの空港を5つのカテゴリへと拡大。最大規模のメガ空港部門が加わり大きな空港にとって栄光のチャンスが増えました。小規模空港(250万〜500万座席/年)部門のトップはテネリフェ・ノルテ空港で、唯一OTP90%以上の空港です。中規模空港(500万〜1,000万座席/年)部門のトップは2年連続バーミンガム空港。大規模空港(1,000万〜2,000万座席/年)部門で最も優れていたのは大阪空港でした。主要空港部門(2,000万~3,000万座席/年)で1位にランクインしたのは、OTP86.6%のミネアポリス・セントポール空港。出発座席数3,000/年以上のメガ空港部門は、東京羽田空港が86.8%のOTPでトップ、それに続いてマドリッド空港とアトランタ空港となっています。

パンクチュアリティ・リーグが示す通り、定時運航率は、航空会社と空港が管理可能な、そして管理すべき、重要なパフォーマンス指標です。定時運航率は様々な要因によって悪影響を受ける場合があるでしょう。しかし、本当に素晴らしい定時運航率は偶然起こるものではありません。今年のデータリーグからお分かり頂ける様に、同じルートを運行する航空会社でもパフォーマンスは多様です。最も複雑なスケジュールを抱える最大規模の航空会社であっても、素晴らしい定時運航率の結果が可能です。同条件の空港であっても、一方が他空港よりも良い結果を出せる場合があります。

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