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アメリカン・ウェイ: 7年間どんな期待をするのか?

作成者: OAG|2017/02/23 17:01:13

デルタ航空とノースウェスト航空が合併し、経営統合が完了してから7年になります。2010年1月からノースウェスト航空便はデルタ航空便となり運航を開始しました。 7年が過ぎた今、この合併は成功だったのでしょうか?合併を後悔する理由がいずれか一方にあるのでしょうか?

デルタ航空は、定期便の運航数という点で世界で第2位です。同社は、四半期ごとに収益の増加を見て、収容力の増加を管理しています。

デルタ航空のビジネスにおける強みは、ユニットレベニュー(座席キロ当たりの運賃収入)の堅調な増加が見られることです。有効座席マイル当たりの旅客収入 (PRASM) は2010年以降25%も増加しており、現在は米国の大手航空会社の中で第2位です。2016年アラスカ航空だけが、高いユニットレベニューを達成しました。

経営上に関してもさらに良いニュースがあります。世界最大の航空会社であったデルタ航空は、世界中の航空会社トップ20を対象とした、当社が最近発表した2016年定時運航率において、2016年フライト運航率84%を記録しました。

存在感の強いデルタ航空の素晴らしいオンタイム・パフォーマンスは、すっかり定着しています。世界最大のハブ空港であるアトランタは、デルタ航空の座席数21%を占めており、当社の主要空港部門における定時運航率は第4位、ミネアポリス、シアトル、ソルトレイクシティなどデルタ航空の他のハブ空港も素晴らしい定時運航率でした。

同様に乗り継ぎが可能な大規模空港であるアトランタは、当社の2016年 Megahubs Indexにおいて第2位でした。デルタ航空のハブ空港であるロサンゼルス空港やシアトル空港も、Megahubsトップ10にランクインしました。

もう今となっては、デルタ空港は確実に後戻りできません。

ここに日アメリカン・ウェイ: 航空会社の成功